2019.11.01
【福岡・新着情報】読書の秋!スタッフおすすめ本。
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すっかり秋になって、本を読むのが気持ちいい季節ですね。
福岡校スタッフ野田が最近読んだ、読んでいる本(これから読む本)を紹介します!
「おおー!これに興味あるなら、これ読んでみな!」
という逆オススメ、お待ちしてます。
『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』
マーシャル・B・ローゼンバーク
日本経済新聞出版社
Non Violenct Communication(非暴力コミュニケーション)のNVCです。
例えば、朝急いでいる時になかなか準備をしてくれない…
やめてほしい(こっちが怖い)ことをなかなかやめてくれない…
どうしても「伝わらない時」に、
大きな声を出したり、脅したり、モノで吊ったり・・
相手をコントロールしようとしてしまうこと、ありますよね…。
(物理的な暴力を加えることはなくとも暴力的な方法で)
「急いでいて、〜だから、早く準備してほしい」、
「危ないと感じてる(だから怖い)からやめてほしい」、
というこちら側の気持ちを暴力的でない形で伝えるために、
具体的にこんな風にしたらいいよーっていう本です。
読んだ感想は、とてもわかる!けど「わかる」と「できる」はまた別やな…
そこは練習あるのみだなぁー
講座や勉強会もあるみたいです。
http://nvc-japan.net
『アウトドア育脳のすすめ』
瀧 靖之 山と渓谷社
脳科学者の方が書かれた、アウトドア・キャンプで子どもが育つよ!っていう本です。
すごく読みやすいです。
そのまま、アースレンジャーの広報に使えるなぁという内容。
キャンプは流行ってるけど、なんかオシャレにせなあかん。みたいな雰囲気を勝手に感じています。
もっとテキトーに、
もっとおしゃれでもなんでもなく、
ゆるーく外で遊べたらいいなぁと感じました。
『教えない授業』
鈴木有希 英治出版
これは、まだ読んでません!(次読みます。)
視察して、前回紹介した隠岐島 島前高校の学習センターのスタッフの方の紹介です。
前回のブログ これからの学び方って?
『遊びが学びに欠かせないわけ』
ピーター・グレイ 吉田新一郎訳
築地書館
前回のブログ これからの学び方って? をみてくださったお母さんから紹介してもらった本です。
遊びが学びになぜ欠かせないのか、
もともと教育というか、人が育つってどういうことだったのか。を狩猟採集のころまで遡って解説。
そのスケールでみる現在の学校の制度や、「教育」って…
いや、これは、アースレンジャーですらちょっと作為的すぎるな。もっともっと子どもたちの「遊び」から生まれる「学び」を信頼しよう。
と感じた本です。アースレンジャーに通わせる保護者さんにぜひ読んでほしい…!
(そしたらぼくももっと自由にできる…!笑)
『ティール組織』
フレデリック・ラルー 鈴木立哉
英治出版
この本は東京出張の時の移動中に読み始めたんですが、初めの方を読んでから本校での会議に出席し、
「うーむむ、なかなか難しいよなぁー現実は。」
となった本です。
ぼくには、わかったようでよくわからない部分が多いので、各種講座やワークショップにも行ってみたいなと思っています。
保護者の皆さんの中に、講座開いてるよー、専門だよーという方いないかな…
以上、「おお!読んだことあるよ!」や「これも読んでみな!」はありますか?
LINEやメールお待ちしています!
こんなことに興味があって、
非暴力的なコミュニケーションで関わり、
遊びが学びにつながっていくプロセスを感じつつ、
ティール型の組織づくりを意識しつつ…
試行錯誤しているスタッフが福岡校を運営しています。
冬のスキー・ゆきあそび、12月の親子プログラムもお待ちしています!
冬プログラムまとめ
福岡校担当スタッフ 野田隆太 れお
1987.7.7 愛知県 生まれ
2011.3- 立命館大学 卒業
2011.4- 一般財団法人PENS(現 関西校)
2015.4- 福岡校 担当
小学教諭免許・中学高校教諭免許
WFA:ウィルダネスファーストエイド
MFAチャイルドケア+:メディックファーストエイド
消防 応急手当普及員
予約フォーム
2019.10.18
【福岡・新着情報】これからの学び方って?
森のようちえん、おもしろい。
学びの秋。
日本アウトドアネットワークの秋の総会が島根県出雲で行われたので行ってきました。
日本アウトドアネットワークは、僕らと同じような自然体験やアウトドアを使った教育、場づくりをしている民間のネットワーク団体です。
島根県やその周辺で活躍している仲間の事例発表や意見交換の場です。
その中でも特におもしろかったのが、
島根県津和野町で 森のようちえん の活動をされてる
うしのしっぽさんの情報提供。
基本的には、今ここで起こっているプロセスを信頼して「待つ保育」。
関わり方や活動自体は、アースレンジャーと近いものがあります。
ただし週5日の平日、一般的な保育園や幼稚園と同じように毎日通えます。
こういった形の「森のようちえん」は全国的に広がっており、ニーズの多様化や待機児童などの問題を背景に、認可制度などが進んでいる自治体もあり注目を集めています。
さらに、我が国際自然大学校は実は、森のようちえんネットワークの中心的な立場でもあるんですが…
あらためて、おもしろい。
今のアースレンジャーの形では土日の活動になるので、
働いているお父さんお母さんにとっては、土日くらいわが子と時間を共有したい。
むしろ平日にのびやかに自然の中で遊べる場があったらなぁー。
と言った声もあるのではないか…
と最近思っているので、平日森のようちえん、あるいは平日放課後のアースレンジャー、そのあたりのヒントにできたらなぁと考えています。
ご意見、お待ちしております!
教育の魅力化に成功した島
せっかく島根まで行ったので、その足で隠岐島の海士町に行ってきました。
島唯一の高校で廃校寸前だった、島前高校の魅力化プロジェクトと、
その結果、高校への島留学が増え生徒数が回復しているだけでなく、IターンやUターンで移住する若者世代も増え、人口減少にも歯止めがかかっているという島です。
https://diamond.jp/articles/-/173025
詳しい説明は割愛しますが、公立の塾「学習センター」を設立することで他にはできない「新しい学び」を創り出しています。
新しい学びってなんだ?というと、以下のように感じました。
探求型であること
答えはないものを一緒に考える
自分のくらしや生活につながっていること
自分たちの問題であること
自分で選んで決めること
やらせれるのではなく、やりたいとなっていること
具体的には、こんなことをゼミ形式で進めているとのこと。
地元の食材の商品化を目指していたり、
部活を徹底的に科学するチームがあったり、(どうやったら強くなるかなど)
などなど。
こういった学びを強力にサポートする体制がありました。
資金面、島ぐるみのバックアップ、優秀なコーディネーター…
アースレンジャーなどの僕らのプログラムでも、
・探求型であること
・自分のくらしや生活につながっていること
・自分で選んで決めること
は、どんどん取り入れていこうと思っています。
森のようちえんの事例、教育の魅力化で成功している事例を肌で感じて、
「学びってなにか」について改めて考える機会となりました。
あとは、どちらも事例も周りをうまく巻き込んでいる…
保護者のみなさんと
子どもたちを一緒に育てる仲間としてプログラムを進めることが、
実は一番大事なことだと感じています。
福岡校担当スタッフ 野田隆太 れお
1987.7.7 愛知県 生
2011.3- 立命館大学 卒業
2011.4- 一般財団法人PENS(現 関西校)
2015.4- 福岡校 担当
小学教諭免許・中学高校教諭免許
WFA:ウィルダネスファーストエイド
MFAチャイルドケア+:メディックファーストエイド
消防 応急手当普及員
予約フォーム
2019.10.11
【福岡・新着情報】プログラムの秘密?!なぜ楽しいのか?楽しさってなに?
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例えば、スキーや無人島、ひみつきち・・
といったアクティビティの見える部分のみが伝わりがち。
でも、
僕らのプログラムの本当の「楽しさ」とか「価値」はそこではないんです。
楽しいって何か。
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僕らは、「楽しませるのが上手い」んじゃないです。
楽しい場を一緒につくろう、と働きかけ、
参加者が主体的に楽しもうとするから、
結果的に楽しいものになる可能性が高い。
「こうしないといけない」をできる限り排除して、
自分で考えてOKだよ、やってみてOK、という場を作り、
主体性が動き出したらそれを徹底的にサポートする。
だから、楽しいんです。
何かよくわからんけどやらされているコトと、
こうやってみよ…と心の中でニヤニヤ企んでやっているコト
同じ活動でも、楽しさは全然違うと思いませんか。
「楽しい」場、どれだけあるか。
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先ほど説明したような「楽しさ」が、人を育てます。
つまり、主体的でワクワクして、心の中でニヤニヤしてしまいような場が人を育てる。
では、いま周りに
どれだけ「楽しい」が保障された場 ありますか?
学校も塾もスポーツスクールも、学童保育でも家庭でも…
こうやってみよ…と心の中でニヤニヤ企んでるような時間、
お子さんの周りにどれだけ保障できていますか。
「あそび」がカギ!
こうやってみよ…と心の中でニヤニヤ企んでるような時間って、「遊び」で生まれていました。
近所の公園で集まって、
ニヤニヤしながら秘密基地を作って、
だれかの弟も混じって遊べるようにルールを変えながら野球をし、
親に見つかったら怒られるやろな…
っていうイタズラをハラハラしながらする。
こうやってみよ…と心の中でニヤニヤ企んでるような時間は
答えやこうなってほしいという、
大人の思惑がスケスケの場では生まれにくいです。
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僕らの役割。
僕らスタッフは安全管理しつつ、時にはそそのかして、
時には間に入って、時には大人も勝手にワクワク遊ぶ姿をみせつつ、
子どもたちがワクワクしてニヤニヤ企んでるような場を作るために
過不足なく関わるようにしています。
もちろん、「面白そうなイベントへ参加させる!」でも歓迎です。
もう一歩、「なぜ楽しいのか」興味を持っていただけたなら、
ぜひ活動の趣旨や方向性にもご理解いただけたらと思います。
ご参加お待ちしております。
福岡校担当スタッフ 野田隆太 れお
1987.7.7 愛知県 生
2011.3- 立命館大学 卒業
2011.4- 一般財団法人PENS(現 関西校)
2015.4- 福岡校 担当
小学教諭免許・中学高校教諭免許
WFA:ウィルダネスファーストエイド
MFAチャイルドケア+:メディックファーストエイド
消防 応急手当普及員
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秋の日帰りプログラムまとめ
2019.09.20
【福岡・新着情報】QOOOPスポーツスクールとのコラボについて
福岡校は、東区にあるQOOOP(クープ)スポーツスクールと協働プログラムを展開しています。
<具体的にやっていること>
① アウトドアアクティビティ提供
2ヶ月に1度、スポーツスクール生向けに毎週のトレーニングの成果を試すことができるアウトドアでのアクティビティを実施しています。
ex) 7月 シャワークライミング、9月 SUPなど
② トレーニングの考え方を共有
概ね月1回、指導者同士の情報共有の場を設け、カラダを動かすコツを掴む→カラダの使い方が自然と上手くなっていくQOOOPスポーツスクールのトレーニングの考え方の情報を共有してもらっています。
写真提供:QOOOPスポーツスクール
<なぜ協働しているか?>
カラダを使って遊ぶ機会(時間・空間・仲間)の減少という社会課題をどうにかしたいという共通の想いがあります。
スポーツ=勝ち負け、優劣 だけではなく、
シンプルに「カラダを動かすことは楽しい」ということを伝えたいという想いに共感しています。
これまでの自然体験プログラムに、「カラダを動かすコツを学ぶ」QOOOPスポーツスクールの考え方を取り入れることで、参加していただくお子さんにとって、より価値のある場となることを目指しています。
QOOOP(クープ)スポーツスクール
遊びは最強のトレーニング。
運動が好きな子も苦手な子も、楽しみながらカラダを動かす。
カラダの使い方が自然と上手くなる。
スポーツスクール情報
実施日:室内 毎週火曜 17:00〜18:30
:アウトドア 約2ヶ月に1度 土日 終日
場 所:QOOOP FUKUOKA (東区唐原4丁目6-36)
コーチ:西丸たいちコーチ
対 象:3歳〜12歳
月 謝:8,000円(税込)
アウトドア予定:
9月 SUP
11月 ロープクライミング&スラックライン
1月 ボルダリング
3月 トレッキング
詳細は、QOOOPスポーツスクールへ直接お問い合わせください。
予約フォーム
2019.08.30
【福岡校・レポート】2019年夏キャンプ報告まとめ
2019.08.27
【福岡校・新着情報】2019年秋プログラムまとめ
アイガモ田んぼお手伝い人気の親子企画
9/14 アイガモ田んぼ 稲刈りと作業は、親子企画。
九州の田んぼは早くも稲刈り。新米が出回る季節です!!
秋風を感じながら、みんなで田んぼで汗をかいて、おいしいごはんをたべる休日。
新米を羽釜で炊いていただく親子の贅沢企画。
プロに学ぶ!アウトドア。アースレンジャーPlus+
9/23のスタンドアップパドル(SUP)は、今年のラフティング世界大会inオーストラリア で日本代表として優勝した古川氏がインストラクターとして参戦します。
世界を知る古川氏のガイドは、けっこうのんびり自由。
コツをつかんで沖に冒険に出かけよう!!
10/27岩登りアドベンチャーは、糸島の海岸へ。岩をよじ登って半島を一周アドベンチャーに行こう。
ガイドは世界の岩を登ってきた森本氏。
11/4ロープクライミング&スラックラインは、ヘルメットとハーネスをつけて、登ったことのない高さの木に登ろう!!
新企画!おしゃれ女子必見?!アウトドアキッチン
10/22 おしゃれキャンプ アウトドアキッチン秋 は、栄養士を目指す学生スタッフが教えるアウトドア料理。
秋はダッチオーブンでかぶのほっこりグラタンと秋シャケのスープ。スイートポテトを作ります。
12/1 おしゃれキャンプ アウトドアキッチン冬は、あったかいものを作ろう!
ベーコンと冬やさいのあったかポトフと焼きたてパン!デザートは焼きリンゴを作ろう。
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