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2020.01.31

【関西・新着】解散後、お子さんに聞いて欲しいこと

キャンプの解散後、子どもたちがキャンプの出来事を保護者さんに話している姿をよく見かけます。

解散直後じゃなくても、車に乗っている時や家でご飯を食べている時などに話してくれたり、保護者さんから「どんなことしたのー?」と聞くこともあるのではないでしょうか?

今回は、僕たちが普段キャンプ中に実践している子どもとの関わり方を紹介します。

お子さんがキャンプから帰ってきて、いろいろと話してくれるときに参考にしてもらえたらと思います。

子どもにとってキャンプという非日常の体験が、体験だけで終わってしまうのはすごくもったいないなぁと感じています。

ぜひこの体験をお子さんの学びや経験につなげるサポートをしてもらえると嬉しいです。


 

<<関わり方>>

1.否定しない

子ども達の感じていることを否定してしまうと何も話したくなくなります。さらに、子どもが感じた感性までも否定してしまうことでしょう。。。

子どもの感性(さまざまなことを感じる心)を拡げるには、まずは受け入れることが重要です。聴き手の感性でジャッチしてしまいがちですが、何も言わず子どもの感じたことを聞いてあげましょう。

 

2.傾聴する

ついつい忙しかったり、違うことに集中していると、子どもの話してくれていることに半分しか耳を傾けていないこともあります。

傾聴(けいちょう)するということは、心を傾けて相手の話を聞くこと。子どもたちは半分しか聞いていないことは感じています。そうすると本来話してくれるようなことも話してくれなかったり。。。

聞いてもらえてる!って感じるとどんどん話してくれます。そうすると子どもの話していることを受け入れる(否定しない)回数が増え、子どもの感性が拡がっていきます。

ぜひお子さんが貴重な体験をした後は、皆様の時間もしっかりととり、心の余裕を持ってお子さんの話しを聞いてもらえたらと思います。

 


 

<<返答方法>>

1.日常につながる返し

キャンプでの体験は非日常です。しかし、実際にいろいろなことを体験するので、川遊びが楽しかった!などのアクティビティーのことだけでなく、生活面のことにもたくさんの気づきがあります。

僕たちは、キャンプがキャンプの日だけで終わってほしくないと思っています。キャンプという非日常から家庭/学校という日常へ。日常ではなかなかきっかけがつかめなかったことでも、非日常のキャンプだからきっかけがつかめることもあります。

なので非日常のキャンプでつかんだきっかけを、日常の家庭や学校へつなげていって欲しいと思っています。

例)

「1人で寝れた!」 → 「じゃあお家でもやってみようか!」

「お友達できた!」 → 「学校でもお友達たくさんできるかもね!」

 


僕たちが普段のキャンプでやっていることの一部ですが、ぜひお家でも参考にしていただけたらと思います!

 

池田 すかぶ〜

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