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2019.02.12

【福岡・レポート】スキー&ゆきあそび 九重1泊

 

2月の3連休に実施しました、

ゆきあそび&スキー キャンプ 九重1泊

 

3連休の中日にあたる初日は快晴。

九重スキー場にもたくさんのお客さんが来ていました。

 

 

 

混雑の影響で少しスケジュールを調整しつつ、さっそくスキースタートです!

 

はじめてスキーを履くお子さんも、ちょっとずつ。楽しみながら。

 

スキーをやったことある子たちは、確実に止まれるようになったら、

どんどん滑走距離を伸ばしていきます。

 

 

途中で、ゆきあそびも挟みながら、進めていきます。

 

初対面ばかりで緊張していた朝、昼すぎには名前も覚えて、楽しそう!

 

宿泊は九重青少年の家。温泉に入って、夕食です!

 

眠そうな子もいますが、たくさん食べました!

 

 

 

翌日は、朝から雪。

スキー場には新雪が積もっていました!これは遊ぶしかない!

スキーの合間に、ベンチに積もった「新鮮な雪」で遊びました。

 

雪のため、初日ほどいい天候ではありませんでしたが、

どんどん滑って滑った分だけ上達していくのがわかります。

 

初めはリフトを不安がっていた女の子も、「できた!」と自信の表情。

 

はじめてスキーを履くメンバーも、ぐんぐん上達していきました。

 

 

2日間あるのでスキーや雪遊びの時間をたっぷりとれるのはもちろんですが、宿泊を伴って長い時間お子さんに関われることで、こんなこともありました。

 

初日、なかなかスキーが思うようにいかないKくん。

スキーを履いた途端、後ろに滑ってしまうし、転んだら起き上がるのは大変だし、

嫌になってしまって、ほとんどの時間、雪遊びをしていました。

 

ちなみに、僕らとしてはこれはOK。
せっかく楽しみに来ているのに、嫌々スキーをさせられるほど学びの少ない時間はありません。

とくに2日間ある!逆にずっと集中してスキーの練習なんて、しなくていいんです。大人でもそんなに集中は続きません。

 

ただ、どっかで向き合ってくれて、「できるようになった!」の嬉しさを一緒に感じられたらなぁ〜とは思っています。

 

そんな気持ちで、見守りつつ、一緒に思いっきりソリで遊びつつ。

そんな初日でした。

 

宿舎についても、うまくいかなかったり自分の思う通りにならないと嫌になってしまうことが多いKくん。

「これはやってみようやー」「たしかに、これはめんどくさいなぁ〜」

と、スキーを教えたスタッフがそのまま一緒に生活をしていきます。

部屋でのUNOを一緒に盛りがったり、他の子とのいざこざが起こった時に気持ちを聴いたり。

そうこうしている中で、自然と信頼関係は生まれていきます。

 

そして2日目。

天候コンディションは決して良くないこともあり、Kくんはスキーしないかな〜と考えていましたが、

「今日はリフト乗りたい。」と自らゲレンデへ。

後ろに滑っていってしまって、転んでしまっても、何度も練習しました。

僕らスタッフもKくんのことが2日目で少しわかってきたので、声かけややりとりもかなりスムーズ。何より、一緒にリフト行こうぜー!という信頼感というか一体感があります。

Kくんはスキーに没頭。かなり上達し、念願のリフトも叶いました。

 

もともとKくんの持ってるチカラで、僕らスタッフが何をしたでもないのですが、おそらくスキー場のインストラクターがスキーのレッスンを担当したら起きなかった出来事だったと思います。

 

僕らがしたいのは、スキーを上達させるだけの「スキースクール」ではなく、上達していく過程で心が成長していくようなスキーキャンプです。

「できた!」「できなくて悔しい」といった心が動く瞬間や、その気持ちを共感してもらえる時に「成長」が生まれているように思います。

 

Kくんはある意味極端な例ですが、

そんな心が成長する体験を生み続けていけたらと思います。

 

福岡校スタッフ 野田

 

 

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